建築士法の一部を改正、2020年から建築士試験の受験要件等が変更

「建築士法の一部を改正する法律(2018年12月14日公布)」の施行期日等を定める政令などが、9月6日に閣議決定された。
これにより、2020年の建築士試験から、受験要件となっている実務経験について、免許登録までに積んでいればよいことになり、大学卒業後すぐに試験に合格し、その後実務経験を経て免許登録するといったことも可能になる。

このほか、建築士の登録・受験に係る手数料が見直される。
一級建築士の登録手数料は28,400 円、一級建築士の受験手数料は17,000 円。二級・木造建築士の免許に関する事務の標準手数料は24,400 円、二級・木造建築士の試験の実施に関する事務の標準手数料は18,500 円となる。

同法の公布は9月11日、施行は2020年3月1日。