デザイン畳表を使った小上がり空間のイメージ
大建工業(大阪市)はセイコーエプソン(長野県諏訪市)と共同で、インクジェット印刷を用いた「デザイン畳表」を開発した。アートギャラリーで一般向けの展覧会を開くなど、現代のライフスタイルに調和する畳の新たな魅力を発信していく。
同社は2021年4月から異業種共創プラットフォーム「point 0」に参画し、分野を超えた企業同士のオープンイノベーションを通じて新たな市場価値の創出に取り組んできた。その一環として、共創パートナーであるセイコーエプソンと連携し、多様な消費者ニーズへの対応をテーマに建材とインクジェット技術の融合による商品開発を進めている。