2022年度 第35回北海道赤レンガ建築賞決定

道は11月21日、2022年度の「北海道赤レンガ建築賞」の審査結果を発表した。赤レンガ建築賞は、照井康穂建築設計事務所(札幌市)が設計したこども園舎の「浦河フレンド森のようちえん」が受賞。隣接する森と一体化させた建物で、地域の施設との関わりや住民との交流が期待される点が評価された。施工は岩田地崎建設(同)。

赤レンガ建築奨励賞は二つが選ばれた。一つは、三菱地所設計(東京都)が設計したホテル・飲食店舗の「ザ ロイヤル パーク キャンバス 札幌大通公園」が受賞。施工は清水建設(同)。

もう一つは、アトリエブンク・創造設計舎設計共同企業体設計の役場庁舎「芽室町役場庁舎」が受賞した。施工は、宮坂・北土・鍵谷建築主体工事特定建設共同企業体、関電工・相互・道産商事電気設備工事特定建設共同企業体、池田・石崎機械設備工事特定建設共同企業体。

赤レンガ建築賞は、北海道の文化の発展や道民の生活環境の向上、美しい景観の形成や地域経済の振興など、地域社会に貢献する創造性豊かな建築物を表彰している。