YKK AP 「ヴェナートD30」防火ドア

多様化する住宅外観に対応したデザイン

YKK AP(東京都)は19年4月、主力玄関ドアシリーズ「ヴェナート」をリニューアルし、新たに断熱玄関ドア「ヴェナートD30」防火ドアを発売した。

多様化する住宅外観やユーザーの嗜好性に対応し、4つのテイストからなる多彩なラインアップを備えた。中でも、これまでになかった上級グレードの「エクストラデザイン」を新たに設定し、素材やディティールにこだわった。

通風ドアも従来の内開きの通風機構を見直し、シンプルでベーシックなデザイン展開が可能になった。新築戸建住宅に使いやすい標準仕様(非通風)のドアと同じ意匠とし、デザイン数も業界最多の12種類に拡充した。内開きの通風機構は開閉部の角度を40度に制限することで、万が一の衝突時にも開閉部が閉じる方向に動くよう安全性にも配慮した構造となっている。また、開閉部が中央に残ることで外部からの視線をカットし、遮蔽性(プライバシー)にも配慮した。

ドア回りも充実している。全デザインに後付け可能なリースフックや「ヴェナートD30」のためにデザインされたオリジナルリース、ドアの周囲を縁取ってアクセントのある玄関を演出するデザインモールなど、ドア本体とともに玄関アプローチ空間を、ユーザーの好みや季節に応じて彩るオプションパーツを新たに設定した。

戸締り安心システム「ミモット」を搭載。窓に設置されたクレセントセンサーや、玄関ドアのスマートコントロールキーが鍵の閉め忘れを察知し、受信機から専用クラウドサーバーを通じてスマートフォンに通知する。センサーは窓または玄関ドアのみでも設置できる。

問い合わせ先は北海道支社。電話011(272)6313。