道建築技術協会 11月28日に札幌でセミナー

木造住宅の耐久性を解説

(一社)北海道建築技術協会は、11月28日(木)午後1時30分から、「インスペクションに役立つ木造住宅の耐久性に係る技術セミナー」を北海道自治労会館(札幌市北区北6条西7丁目)で開催する。

セミナーは、住宅に生じる様々な劣化・不具合などの調査、診断をテーマにした2部構成。

第一部は、北海道大学の平井卓郎名誉教授が「施工不備や劣化の実質影響度は、その位置や全体構造によってどう違うか」と題して講演する。部分的な調査結果だけでは評価しきれない住宅性能を、空気や力の流れの捉え方、イメージの仕方から考える。

第二部は、三浦眞オフィス(札幌市)の三浦眞代表が「換気リノベーション 木造住宅の換気・換気設備の実態について」と題し講演する。換気設備の更新やメンテナンスを行う上で問題になっていることや清掃可能なダクトシステムを今後どのように考えていくか、同氏が有するダクト式換気システム清掃20年以上の経験から得られた知見を交えて解説する。

受講料2000円。定員100人。参加希望者は同協会ホームページまたはFAXで11月25日(月)までに申し込む。

申込み、問い合わせ先は同協会。電話011(251)2794。FAX011(251)2800。