胆振東部地震から1年 一部に意見対立も

仮設住宅退去し新たなスタート

昨年9月6日に道内の地震として過去最大の震度7を記録し、死者42人、負傷者762人、全壊家屋462棟、半壊家屋1570棟、一部損壊家屋1万2600棟という未曽有の被害をもたらした北海道胆振東部地震から1年。

厚真、安平、むかわ3町の地震による家屋の全半壊は厚真町470戸、安平町419戸、むかわ町419戸に上った。地震により住む場所を奪われた住民のために、道は(一社)プレハブ建築協会(東京都)と協定を締結し、応急仮設住宅の建設工事事業を開始。行き場を失った住民の住まいを確保した。これを受けて3町は仮設住宅の管理に当たり、被災者が安定した生活を送れるよう支援した。

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