耐力が従来の7倍 新J-耐震開口フレーム

木造軸組4階建の評定を取得

木造4階建フレーム 設置イメージ

J建築システム(札幌市、手塚純一社長)は、従来のJ―耐震開口フレームを高耐力化して4階建の中層木造建築物に使用できるようにした「新J―耐震開口フレーム」を開発し、(一財)日本建築センターの構造評定を取得した。これにより、木造軸組工法で純木造の4階建建築物を設計できるようになる。
J―耐震開口フレームは軸組工法の柱や横架材の内側に設置することで開口部に耐力壁の強度を持たせる耐震アイテム。従来は3階建までの木造住宅で使用することを想定していたが、カーボンニュートラル推進に向けて中高層建築物の木造化にますます注目が集まる中、新たな需要に対応するために性能のアップグレードを図った。

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