北海道ガスが住宅賃貸事業に参入
常口アトム、北海道銀行と連携協定を締結
2021/5/10
分譲マンション並みの断熱・遮音性
住宅・エネルギー・サービスをパッケージで
北海道ガス(札幌市)は4月28日、今年度から住宅賃貸事業に参入すると発表した。キャッチフレーズは「あなたとつくる、新しいくらし」。事業の推進・実現を図るため、賃貸住宅仲介・管理業の常口アトム(同)、北海道銀行(同)の2社と連携協定を締結。北ガスは今年8月をめどに子会社を設立し、2040年までに道内で100棟、3000戸の賃貸住宅を建設する。各物件とも分譲マンションとほぼ同等の断熱性と遮音性を備え、パネルヒーターを標準装備。非常用電力供給システムによって災害時の電力使用を可能にする。6月に札幌市中央区の自社所有地に第1号物件を着工し、22年2月下旬から入居を開始する。