北海道ガスが住宅賃貸事業に参入

常口アトム、北海道銀行と連携協定を締結

左から、成瀬司・常口アトム専務、井澤文俊・北海道ガス取締役、清河智英・北海道銀行本店長兼中央支店長

分譲マンション並みの断熱・遮音性


住宅・エネルギー・サービスをパッケージで


北海道ガス(札幌市)は4月28日、今年度から住宅賃貸事業に参入すると発表した。キャッチフレーズは「あなたとつくる、新しいくらし」。事業の推進・実現を図るため、賃貸住宅仲介・管理業の常口アトム(同)、北海道銀行(同)の2社と連携協定を締結。北ガスは今年8月をめどに子会社を設立し、2040年までに道内で100棟、3000戸の賃貸住宅を建設する。各物件とも分譲マンションとほぼ同等の断熱性と遮音性を備え、パネルヒーターを標準装備。非常用電力供給システムによって災害時の電力使用を可能にする。6月に札幌市中央区の自社所有地に第1号物件を着工し、22年2月下旬から入居を開始する。

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