【国交省】グリーン住宅ポイント制度

スケジュールや対象リストを発表

国交省は1月28日、グリーン住宅ポイント制度の準備を本格化し、①今後のスケジュール②交換対象となる追加工事の例③同制度の対象となる空き家バンクの一覧――の3点を公表した。

①のスケジュールは、事務局ホームページの開設を2月中旬に予定。ポイント発行の対象となる建材・設備を3月上旬に、ポイント交換の対象となる商品は3月下旬に公開する。
ポイント発行申請とポイントの追加工事への交換申請は4月から受付開始。ポイントの商品への交換申請は6月から受け付ける。

②の追加工事は、「新たな日常」や「防災」に対応した追加工事を同制度のポイントと交換することができ、その一覧を公表したもの。
「新たな日常」ではワークスペースの設置が対象になり、屋内・屋外ワークスペースやテレワーク関連設備の設置のほか間取りの変更もポイント交換が可能になる。

また、防音設備や換気設備、空気を浄化する製品の設置、菌・ウイルスの拡散を防止するための非接触型設備などの工事も対象になる。
家事の負担軽減を目的にしたキッチン、浴室、洗面所、トイレなどの設備の設置もポイントと交換できる。
「防災」では停電・断水対策として、蓄電池や太陽光発電、家庭用燃料電池の設置などが対象。

③の空き家バンクは、既存住宅の購入にあたって空き家バンク登録住宅が同制度の対象になることから、全国の地方公共団体が管理する空き家バンクのURLを同省のホームページに掲載した。

また、リフォーム工事においてポイントの発行対象となる建材・設備の募集を2月中旬より開始する。対象となる建材・設備は型番と性能を事前に事務局へ申請し、審査を受けて登録する必要がある。登録された建材・設備は、事務局ホームページに対象製品として公表される。

募集に関する問い合わせ先は、グリーン住宅ポイント事務局。
メールkenzai@greenpt.jp